立教大学

改革の取り組みが早かった立教

異文化コミュニケーション学部、さらにコミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科、聞きなれない学部、学科ですが、
いずれも立教大学がはじめに採用した学部、学科です。

他の大学がこうした新たな学部や学科への取り組みに足踏みしている中、立教大学は早くからこうした体制を取り、
柔軟性の高い大学というイメージを世間に植え付けました。

少子化が進み、どの私立大学も学生の取り込みに必死の状態です。
しかし立教大学の総長はこの少子化、18歳人口減少をそれほど大きな問題と捉えていません。

学生の数、18歳人口が減少しようとも、「若い人が存在する限り」大学としての使命や意義は変化しないという考え方です。

立教大学が取り組む専門性に立つ教養人とは

立教大学は全学共通カリキュラムを組んでいます。
全学共通カリキュラムというのは、立教大学に通うすべての大学生が学部提供の専門教育科目をあわせて学ぶというもので、
この教育によって専門分野のみならず、幅広い知識や教養、さらに豊かな判断力を備える事が出来、優れた人間形成に役だたせることができるというカリキュラムです。

こうした取り組みはそこかしこに活かされており、例えば、異なる学科の学生、学年の違う学生が1つのテーマで話し合い、
専門性も学年も異なる意見を出すことで、幅広い視点を持った人に成長してほしいという取り組みからも感じます。

少人数制の異文化コミュニケーション学部こそ立教の特徴

異文化コミュニケーション学部は、現代の立教の取り組みを象徴する学部です。
この学部と観光学部は、少人数制で授業が進められています。

世界に通用する人材の育成と高いコミュニケーション能力を養うということで、1クラス6名という少人数制です。

観光学部は1クラス数名で、現場を経験できる実践力の高い教育を受けられます。
授業には日本を代表するリゾートや日本文化を題材としたものが利用されるなど、現代の若者が興味深い授業を展開しているといます。
これもまた、立教の先進的な教育の大きな特徴といえるでしょう。

立教大学は伝統ある大学という事は間違いありません。
でもその伝統に沿いながらも、新しいものをどんどん取り入れ、伝統に阻まれることのない教育が行われているのです。

就職率も高い立教大学

立教大学は大学院への進学を決めた学生を除く新卒の就職率が95%を超える大学です。
就職先も東証一部上場企業が立ち並び、学生にとってこの高い就職率にも、立教の魅力となっていることは間違いありません。

自由に、のびのびと感性豊かな教育がある、また伝統を大切にしながらもとらわれない教育で、
バランスのとれた人間形成を目標としている立教大学は、多くの学生が魅力を強く感じる大学となっていることに間違いありません。